アパートの立ち退き料の相場【広島市の場合】
アパートの老朽化に伴い、取り壊すことになったので、退去しなければならなくなった。家主さんから、アパートの立ち退き料を支払ってもらえることになったが、初めてのことで相場が分からない。
こういった疑問にお答えします。
アローズ不動産では、毎年数組ではありますが、アパートの立ち退きにより、お部屋探しをされることになったお客様の実績があります。
今回は、アパートの立ち退き料の相場【広島市の場合】について、お話ししたいと思います。
①立ち退きについて
そもそも、アパートの立ち退きに応じなくてはならないのか?そう思われる方もいらっしゃると思います。
家主さんからの賃貸借契約の解約は、正当な理由がない限り、解約はできないことになっております。また、その場合には一般的に、6ヶ月前までに家主さんから解約の申し入れをしなければなりません。
今回の場合は、アパートの老朽化によるものなので、家主さんと争ったとしても認められる可能性は低いものと考えられますので、立ち退き料の相談や交渉に応じた方が賢明であると考えます。
また、立ち退き料はあくまでも通例であり、金額や支払いの法的根拠はありません。
②立ち退き料の相場は?
立ち退き料には、明確な金額の決まりはありません。
アローズ不動産のお客様の事例では、
①賃貸借契約に伴う初期費用
②引越し業者さんに支払う引越し費用
③その他
が挙げられます。
具体的には、
①は、新居の敷金や礼金等で、家賃の5~7ヶ月分となっております。
②は、現在の住まいから新居への家具家電等の移動に伴う費用となっております。
③は、家主さんとの交渉次第にはなりますが、例えばエアコンの取り外し、取り付けの費用が挙げられます。②の引越し業者さんが対応出来る場合もありますので、その費用に組み込むという方法もあります。
また、インターネットを使用されている方は、回線の移転手続きを相談してみるのも良いのではないでしょうか。
③まとめ
今回の様なアパートの立ち退きを経験される方は、少数かも知れませんが、知識として持っていても損はありません。
アパートの立ち退きは一般的には、6ヶ月前までに家主さんから解約の申し入れをしなければなりませんが、見方を変えれば6ヶ月以内に新居を契約し、移転を済ませる必要があります。
アローズ不動産では、立ち退きに伴うお部屋探しにも対応しておりますので、宜しければご利用ください。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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