広島市佐伯区の賃貸物件の値上げ最前線

賃貸の不動産会社にも値上げの波が押し寄せています。

主には3つの値上げがありまして、

①家賃

②付帯商品

③契約更新

等が挙げられます。

2024年1月現在の情報になりますが、今後の皆さんのお部屋探しの参考になりましたら、幸いです。

まず最初に、近年のハウスメーカーの賃貸物件は、軒並み家賃が高くなってきております。理由としましては、設備やサービスが充実しているからです。

具体的には、家賃に

①インターネット

②ホームセキュリティ

③ゴミ収集代等

が含まれている賃貸物件が増えています。

①のインターネットについては、初期費用の負担や工事の立会いが不要で、別途月額の費用も不要なので、メリットではないでしょうか。

②と③は、サービスとしてあれば便利という方が多いと思います。

また、新婚・ファミリー向けの賃貸物件に、

①エアコン

②温水洗浄便座

③照明器具等

といった以前なら、ご自身で購入をしなければならなかった家電等が、設備として設置されているものが増えてきていることも、理由として挙げられます。

その他にも、家賃の値上げは、現在賃貸契約中の方にも管理会社からご案内が届いておりまして、当社にも社宅でお世話になっているハウスメーカーからご案内が届きました。不動産会社と言えども例外ではないのです。

賃貸物件を契約する際に、不動産会社から提案されるのですが、こちらも値上げされています。付帯商品については、こちらからどうぞ

例えば、

①鍵交換費用

②殺虫消毒費用

③24時間365日の管理サービス

等が挙げられます。

これらは、管理会社によっては、必須の場合もありまして、交渉が困難な場合がほとんどです。具体的には、金額が以前と比較して、約1.5倍から2倍近くになっています。

また、家主さんサイドでも、最近の話になりますが、ゴミ収集代が約2倍になり、負担が増えている家主さんもいらっしゃいます。

賃貸物件の契約期間は、2年間が多いのですが、契約期間が満了となる2～3ヶ月前には、管理会社から契約の更新について、書面によるご案内が届くようになっています。

この契約の更新を希望される場合には、

①更新料

②更新事務手数料

等といった名目で、費用のお支払いが必要です。

①更新料は、家主さんに支払う費用で、以前は10,000円～30,000円位が相場でしたが、現在は家賃の1ヶ月分が必要になる賃貸物件も増えてきています。

②更新事務手数料は、不動産会社に支払う費用で、以前は0円～10,000円位が相場でしたが、現在は10,000円～20,000円位が必要になる賃貸物件も増えてきています（別途消費税が必要になります）

他にも、値上げの波が押し寄せていますが、昨今の原価や人件費等の高騰では致し方ないのかも知れません…