【賃貸】不動産会社の従業員は、4月の退職が多いって本当ですか？

賃貸の不動産会社は、毎年3月末までが繁忙期になるのですが、そこで働いている従業員は、繁忙期前に退職するか、繁忙期後に退職するか、いずれかの時期を選ぶ傾向があります。

私が会社員として働いていた時と開業してから今日に至るまでの個人的なデータにはなりますが、お話ししたいと思います。

結論としては、賃貸の不動産会社の従業員は、4月の退職が多いのは本当です。

実は、私も最初にお世話になった不動産会社を繁忙期後の4月末で退職しています。

3年半程、お世話になりましたが、私が在職中に退職した従業員は、

①繁忙期後の4月

②繁忙期前の12月

の順で多かったことを覚えています。

繁忙期後の4月に退職が多い理由は、

①忙しい時期に退職するのは気が引ける

②忙しい時期に恩返しをしたい

③忙しい時期に稼いでから

等が挙げられます。

私も繁忙期中に引き継ぎをして退職するのは、周りに対して気が引けるという気持ちがありましたし、退職した従業員は、そういう心情的なことは多かれ少なかれ、あったのではないかと思います。

退職後は、全く違う業界に飛び込む人も居ましたが、多くは同業他社に転職をしていました。

退職後は、取引先になることも想定していた人も居たのではないかと思います。

自身が転職したことで、勤務先に迷惑をかけることになってはなりませんし、同業他社への転職は慎重な人が多かった印象です。

私も同業他社に転職をした1人ですが、前職の社長に挨拶に行き、報告したことを覚えています。