管理会社が設置されていない賃貸物件を契約する際に気を付けておきたいこと
賃貸物件を選ぶ際に確認しておきたいことの1つに、管理会社の有無があります。
管理会社とは、家主さんから賃貸物件の管理を委託されている不動産会社のことをいいます。
この管理会社の有無は、不動産会社の営業担当者からも説明はあると思いますが、できるだけ早い段階で、具体的には内見前に把握しておきたいところではあります。
賃貸物件に管理会社が設置されていると、
1)設備の故障
2)近隣トラブル
等に対応してもらうことができます。
とはいえ、気に入った賃貸物件に管理会社が設置されていないことも考えられます。
今回は、管理会社が設置されていない賃貸物件を契約する際に気を付けておきたいことについて、お話ししたいと思います。
①家主さんが管理会社を設置しない理由
まず最初に、全ての賃貸物件に管理会社が設置されているわけではありません。
全国賃貸住宅新聞社の推計によると、2020年3月の時点では、
1)家主さんの自主管理が約47.6%
2)管理会社による管理が約52.4%
という割合になっていました。
家主さんが管理会社を設置しない理由の1つに、費用が必要になることが挙げられますが、具体的には家賃の3%~10%程度となっており、契約内容により変動します。
一般的には、管理手数料と呼ばれています。
②管理会社がない場合には、家主さんに相談
賃貸物件に管理会社が設置されていない場合には、
1)設備の故障
2)近隣トラブル
等があった際には、家主さんに直接相談することになります。
この際に、賃貸物件を契約した不動産会社の役割は仲介といって、一言でいうと引き渡しまでの業務になりますので、不動産会社によっては、上記の1)と2)に対応してもらえない場合があります。
③管理会社が設置されていない場合の対処法
管理会社が設置されていない賃貸物件が気に入ったけど入居中に何かあったらどうしよう?と思われる方もいらっしゃると思います。
その場合には、賃貸物件を契約した不動産会社で、24時間サポートに加入するのがおすすめです。
また、家主さんが不動産会社に管理を委託していない場合でも、実質的にはその不動産会社が窓口となり、運営を任されているようであれば、入居中に対応してもらえることもあります。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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