アローズ不動産株式会社
2024年08月28日
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【賃貸】住居を事務所として利用できる賃貸物件は少ないって本当ですか?
賃貸のお部屋探しは、基本的には住居が多いのですが時々、事務所を探しているお客様が来店されています。
ここで、事務所を探している方のうち、
住居として募集しているお部屋を事務所として利用したい
というご相談をいただくことがあります。
例えば、一人で事業をはじめる場合に、家賃を抑えるためにワンルームからスタートしたいという方は、結構いらっしゃるのです。
住居を事務所として利用する場合
住居を事務所として利用する場合には、
家賃に消費税
がかかってきます。
反対に、事務所を住居として利用する場合には、住居用の賃貸借契約書を使用すれば、家賃に消費税はかかりません。
広島市佐伯区の現状
ここで、広島市佐伯区の賃貸物件において、住居を事務所として利用できる割合をポータルサイトのスーモで調べてみました(2024年8月26日現在)
広島市佐伯区の全体の賃貸物件の募集が、2,995件に対して、住居を事務所として利用できる賃貸物件は、364件という結果でした。
単純計算になりますが、広島市佐伯区の住居を事務所として利用できる賃貸物件の割合は、約12%ということになります。少ないですね…
登記はNG
取引のあるハウスメーカーや管理会社にも話を聴いてみたところ、基本的には住居専用のため、お断りしているとのことでした。
稀に許可が出ることもあるそうですが、登記はNGでした。
以上のことから、住居を事務所として利用できる賃貸物件は少ないのです。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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