アローズ不動産株式会社
2024年09月13日
ブログ
不動産会社を買いたい人、不動産会社を売りたい人
今年の春頃から、不動産会社を買いたい人がいるので、検討してもらえないだろうか?という主旨の連絡が毎月のように入っています。
例えば、
①電話
②FAX
③メールやDM
等がありますが、当社に限った話ではなく、全国的なもののようです。
実際のところはどうなのか?気になったので調べてみました。
売却すると譲渡金が受け取れる
諸事情により、不動産会社を売りたい人は、一定数いらっしゃるようです。
ご連絡いただいた方からは、譲渡金という名目でしたが、交渉期間が、
1)約1ヶ月で、譲渡金が150万円
2)約3ヶ月で、譲渡金が300万円
3)約2.5ヶ月で、譲渡金が500万円
という実績があるとのことでした。
この譲渡金は、会社の規模や年商等によるそうで、まずは査定だけでもという切り口で機会を作っているようでした。
売却する理由
不動産会社を売却する理由は、
1)廃業する費用が不要で譲渡金が受け取れる
2)借入金を引き継いでもらえる
3)従業員の雇用を維持してもらえる
等といった内容でした。
経営者が高齢で後継者が見つからない場合には、有効な手立てですし、3)従業員の雇用を維持してもらえることは何よりだと思います。
また、売却する不動産会社が売却に伴い、金銭的な負担をしなくても良いということが各業者の共通点としてあるようでした。
不動産会社を買った方が近道
実際にあるM&Aの案件を調べてみたところ、
1)売買仲介業
2)賃貸仲介業
3)不動産管理業
のうち、1)売買仲介業の不動産会社を売却したい案件が多い印象でした。
中には、家主さんが設立した不動産会社もありました。
一方で、不動産会社を買いたい人は、異業種から新規事業として始めたいという方が多いようです。
不動産免許の申請や従業員の採用、事務所等の準備を考慮すると、確かに不動産会社を買った方が近道ですし、即収益化が見込めますので、理に適った方法だと言えます。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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