【広島市佐伯区】賃貸物件の退去理由から考える空室対策【設備投資】
不動産会社から、入居者が来月末で退去するという連絡が入ると、次の入居者はいつ頃決まるのだろうかと不安や心配になる家主さんは多いのではないでしょうか?
1月~3月の退去であれば、引っ越しシーズンということもあり、次の入居者はすぐに決まるかも知れません。
4月以降だと、次の入居者が決まるまで時間がかかることが多いので、家賃の値下げを検討することになるかも知れません。
ここで、家賃の値下げを検討される前に、入居者が退去する理由を元に空室対策を考えてみてはいかがでしょうか?
入居者が退去する理由
入居者が退去する理由には、
1)一戸建てやマンションを購入
2)家族が増えることによる住み替え
3)転勤や異動
等が挙げられます。
その他にも、
4)立地条件が悪い
5)部屋や収納が狭い
6)設備が不十分
等が挙げられますが、これらは一言でいうと、
物件に対する不満
ということになります。
4)と5)を改善することは困難ですが、6)は設備投資をすることで改善される可能性がありますので、空室対策として有効だといえます。
入居者が求めている設備の導入が必要
では、具体的にどのような設備投資が効果的なのかと言いますと、
入居者が求めている設備
ということになります。
単身向けや新婚・ファミリー向けを問わず人気がある設備は、
①エアコン
②TVモニター付インターホン
③インターネット無料
④宅配ボックス
⑤スマートロック
等が挙げられます。
①エアコンは、新婚・ファミリー向けのお部屋では、設備として設置すると初期費用を抑えたい方に選ばれています。
②TVモニター付インターホンは、付いていないと入居しないという方が多い傾向です。
③インターネット無料は、導入されている賃貸物件が増えており、高速インターネットが求められています。
④宅配ボックスは、インターネットで買い物する方が増えており、仕事等で不在にしていても商品を受け取ることができるからです。
⑤スマートロックは、玄関の鍵を使用せずに、スマホアプリ等から解錠・施錠ができます。例えば、車の鍵穴に鍵を差し込まずにロックを解錠・施錠するイメージです。
土台に上がらないと選ばれる可能性は低い
設備投資をしたら、すぐに入居者が決まるのかというと、設備投資をしないと決まらない可能性が高いという回答になります。
不動産会社やスーモといったポータルサイトでお部屋を探されている方が、条件や希望を選択された際に表示されるかどうかによって、お問い合わせや内見に影響が出ることになります。
要するに、土台に上がらないと選ばれる可能性は低いということです。
現在、同じ地域で新築のアパートやマンションが建設中であったり、他の家主さんは家賃を値下げしているかも知れません。
そういった物件と肩を並べて入居者の募集をするには、設備投資を避けて通ることは困難ではないでしょうか。
アローズ不動産では、賃貸物件の入居者募集に伴う設備投資をはじめ、様々なご相談を承っておりますので、よろしければご利用ください。心よりお待ちしております。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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