アローズ不動産株式会社
2023年03月17日
ブログ
家賃は給与の様なもの⁈
私が20代の頃、当時勤務していた不動産会社での出来事です。
今では考えられない様な方法で、家賃の集金をしていた時代でした。
晒し者状態
基本的に家賃は前払い制となっており、月末までには翌月分の家賃を支払う必要があります。ところが、諸事情により、家賃の支払いが遅れる方が居ます。
そうなると、契約者に連絡をしたり、書面で支払いを促すのですが、それでも支払いの確認が取れない際は、連帯保証人に同様の手順を繰り返すことになります。
中には、契約しているお部屋の玄関ドアに、
家賃を払え!
と張り紙をされ、周囲の人に晒し者状態にされたりすることもありました。
流石にこのご時世には無い話だと思いますが…
部屋に入れない
また、夜逃げをした部屋を沢山見て来ました。生活感が残っており、今日にでも帰って来るのではないか?と言う部屋もありました。
帰宅している形跡がある場合には、玄関の鍵を交換することもありました。連絡先を記載した置き手紙を残しておくと、契約者から電話が掛かって来て、家賃の支払いを条件に鍵を元の状態に戻したりしていました。
家賃保証会社
今では、個人の契約はほとんどと言って良い程、家賃保証会社との契約が必要になりました。入居審査も年々厳しくなってきており、賃貸物件の契約もハードルが高くなってきております。
家賃は、家主さんにとっては給与の様なものなのです。1ヵ月位いいや という訳にはいかないことは皆さんにも理解して頂きたいのです。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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