アローズ不動産株式会社
2023年04月21日
ブログ
時には常識を疑ってみる
私が20代の頃、当時勤務していた不動産会社での出来事です。
顔写真が無い履歴書
12月のとある日、社長からSさんを新入社員として採用したから、研修よろしくと連絡がありました。その後、履歴書に目を通したのですが、顔写真がありませんでした。
社長から、急な面接だったからと言うことだったのですが、当の本人と話をしてみると、どうやら様子が違っていたのです。
その発想は無かった
入社初日に、Sさんと話をしていた際に、履歴書の顔写真について、質問してみました。本人の考えとして、履歴書に顔写真を貼り付ける理由が見当たらないという理由でした。アイドルやタレントならまだしも、不動産の仕事に顔は関係無いでしょという様なことを話していました。
私も確かにそうかも知れないなと思いましたし、そもそも履歴書に顔写真を貼り付けないという発想はありませんでした。良し悪しは別として、この人、面白いかも知れないと私は興味を持ちました。
長く働ける環境作りは必要不可欠
Sさんは、前職は異業種の営業をしていたのですが、飲み込みが早く、1ヶ月やそこらで営業デビューを果たしました。
初月から売上も高く、会社にとって良い人材を採用したなと思っていました。繁忙期の活躍ぶりも目を見張るものがありました。
ところが、繫忙期を過ぎるとすぐに退職してしまいました。待遇に対する不満が原因でした。正直なところ、賃貸の不動産屋は給与体系は低く、転職する人材が多い業界の1つでもあります。
私が開業した際には、長く働ける環境作りをしようと思った出来事でした。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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