賃貸の退去立ち合いはした方が良いのか?
賃貸物件を退去する日は、荷物を搬出したり、次の住まいに搬入したりで、何かと忙しいですよね?
それに加えて、退去の立ち合いがあると面倒ですし、ストレスを感じたりするのは無理もない話です。賃貸の退去立ち合いはした方が良いのでしょうか?
退去立ち合いは、義務ではありません。
敷金を家主さんに預けている場合、退去後に精算をすることになります。精算期間としては、平均的に約1ヶ月から2ヶ月程度です。ほとんどの場合、精算金は銀行口座に振込で返金されます。
退去立ち合いをしなかったら、戻ってくる精算金が少なくなるのではないか?と思われるかも知れませんが、このご時世、その様なことはほとんどありません。
また、退去立ち合いは、義務ではありません。
退去立ち合いを希望される方は、不動産会社の担当者と日時の打合せをして、実施することになります。
退去立ち合いを希望される場合
時間が取れる等で、退去立ち合いを希望される場合、一人暮らしのお部屋ですと、約30分程度の時間を目安にして頂ければ大丈夫だと思います。
ただ、時々あるのですが、退去されるお部屋に残置物があったり、引越しの際に不用になった物を無断でゴミステーションに捨てる方がいらっしゃるのですが、後で処分費用を請求されますので、注意が必要です。
退去立ち合いを希望されない場合
県外に引っ越す等で、時間が取れない為、退去立ち合いを希望されない場合は、敷金精算を管理会社にお任せすることになります。
不動産会社が敷金を返金してくれないという話を聴くことがありますが、基本的に敷金は家主さんが預かっているので、今すぐにという訳にはいかないのです。
また、原状回復の工事代についても、多くの場合、例えば室内のハウスクリーニング代等は金額の相場が決まっているので、いわゆるぼったくりの可能性は低いと思います。
不動産会社も早く敷金精算を済ませたいのが本音です。ただ、引越しシーズンになりますと、退去をされるお部屋が100部屋以上あり、順番に対応している不動産会社がほとんどだと思います。
最後になりましたが、賃貸の退去立ち合いは、お客様のご都合で決めて頂けますので、希望される場合も希望されない場合も遠慮なくご相談ください。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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