アローズ不動産株式会社
2023年06月05日
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プロパンガスは公共料金ではないって本当ですか?
公共料金とは、電気、水道、ガス、電話、NHKのことで、これらは5大公共料金と呼ばれています。ただ、ガスについては、公共料金として扱われるのは、都市ガスになります。
結論として、プロパンガスは公共料金ではありません。今回は、プロパンガスについてお話しします。
プロパンガスは、自由料金
プロパンガスは、自由料金制のため、公共料金ではないのです。ガソリン等と同じ様に販売業者が自由に料金を決めることが出来ます。
よって、住所確認等の補助資料として求められる公共料金の領収証としては、使用出来ません。
都市ガスとプロパンガスの料金比較
賃貸物件を選ぶ際に、都市ガスを希望されるお客様が増えています。プロパンガスの料金が高いからです。
プロパンガスの料金は、都市ガスの約1.8倍と言われています。プロパンガスは、使用する場所まで配送する必要があり、人件費や配送費等が掛かるため、料金が高くなっているのです。
プロパンガスのメリットもあります。
賃貸物件の場合は、賃借人(借主)がガス会社を変更することは出来ません。ガス会社を変更する権利は、賃貸人(家主)にあるからです。
また、地域によっては、そもそも都市ガスの導管が無い場合もありますので、プロパンガスのお世話になる必要があります。
都市ガスとプロパンガスの料金を比較すると、都市ガスに軍配が上がりますが、台風等の災害があった場合にプロパンガスは個別に配送、設置しているので、復旧が早いというメリットがあります。
また、プロパンガスは火力が強いので、料理が好きな方には相性が良いと思います。飲食店が都市ガスではなく、プロパンガスを使用しているお店が多いのは、こういった理由からです。
比較検討する際は、どうしても料金が対象になることが多いのですが、プロパンガスについては、こういったメリットもありますので、参考にされてみては、いかがでしょうか。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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