賃貸物件に入居中の修理代は誰が負担するのか?
先日、知り合いの方が、以前住まれていた賃貸物件の話をされていました。
その内容をまとめると、
①入居中にトイレの水漏れがあった
②不動産屋に状況説明の電話をした
という事でした。この様な場合、通常であれば、修理の日時について打合せをすると思いますが、その不動産屋の対応が、
トイレの水漏れを修理する方法
を教えてくれたそうで、ホームセンターで修理に必要な物を購入し、自身で修理をされたというお話でした。
たまたま、この知り合いの方が器用で修理が出来たのですが、費用まで自己負担というのは…ということを仰ってました。
今回は、賃貸物件に入居中の修理代について、お話ししたいと思います。
修理代を入居者が負担をするのは稀
まずは、私を例にお話しします。私の自宅は賃貸で、約18年住んでいます。入居中に様々なことがありました。例えば、
①トイレの水が流れない
②お風呂のシャワーヘッドから水漏れ
③お風呂の扉が開ける度に外れる
④キッチンの換気扇から異音がする
⑤ベランダの排水溝の詰まり等
がありました。管理会社に電話をして全て修理や交換といった形で対応して頂きました。
修理や交換に伴い、掛かった費用は全て家主さんの負担となり、私の自己負担はありませんでした。
これは、私が特別という訳ではなく、賃貸においては皆さんも基本的には自己負担はありません。
入居者が負担する場合はあるのか?
契約書類には、入居者の故意過失の場合には…という表現がよく使用されています。これは、例えば、
①入居者が、お部屋の鍵を紛失した
②入居者が、窓ガラスを割ってしまった
③入居者が、壁を傷つけてしまった等
わざとではないが、偶然やうっかりといった場合には、入居者が負担する必要があります。
ただ、内容によっては、契約時に加入された保険で対応出来る場合もありますので、万が一の際は、管理会社に相談されることをおススメします。
入居中の不具合を連絡しなかった場合
入居中に発生した不具合を管理会社に連絡せず、放置していた場合には、結論から申し上げますと、
退去の際にトラブルになる可能性
があります。どういうことかと言いますと、不具合が発生した際に対応しておけば、修理で済んでいたのに放置してしまったことで交換になってしまった場合等が挙げられます。
生活に支障がなかったから、連絡するのが面倒だったから等、様々な理由があるかも知れませんが、金銭的にも精神的にも負担になりますので、不具合が発生した場合には、なるべく早く管理会社に相談されることをおススメします。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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