解約手続きが先か物件探しが先か?
現在、賃貸物件にお住いの方が、別の賃貸物件に住み替える際には、気を付けたいことが2点あります。それは、
①1~2ヶ月前の解約予告
②現在の住まいと次の住まいの二重となる家賃
今回は、この2点について、お話ししたいと思います。
解約予告違約金
賃貸物件は、契約内容により、退去する際は1~2ヶ月前に書面によって解約通知をすることになっています。
仮に、1ヶ月前に解約通知をする契約になっている場合に、都合により守れなかったら、違約金として、家賃の1ヶ月分が必要になります。
ただでさえ、次の賃貸物件で初期費用が必要なのに今の住まいの違約金は痛いですよね…
だからと言って、次の賃貸物件が決まっていないのに、解約通知をするのは心配だと思います。必ず、次の賃貸物件が見つかるとは限りませんから。
二重となる家賃
次の賃貸物件が見つかると、具体的に入居日を決めることになります。
仮に、現在が7月15日として、
次の賃貸物件の入居日が、8月15日になった場合、8月15日から8月31日までの家賃が現在の住まいと二重に必要となります。
それは何故かと言うと、入居時の家賃は日割計算になることが多いのですが、退去する際の家賃は、
月単位での計算になることが多いから
なのです。
今回の例ですと、7月15日に解約予告をして、8月15日に退去すれば良いと考える方もいらっしゃると思いますが、実際には8月31日までという扱いになり、それまでの家賃が必要になります。
ただ、契約内容により、退去する際の家賃は、月単位ではなく、日割計算となっている場合もあります。
まとめてみました。
①解約通知の契約内容を確認
・1ヶ月前 or 2ヶ月前
②退去する際の家賃の扱いを確認
・月単位 or 日割計算
結論としては、物件探しが先で、解約手続きは後が無難です。
また、解約手続きも次の賃貸物件の
入居審査の結果が分かってから
にした方が安全です。
失敗したくない、損をしたくないという方は、アローズ不動産にご相談ください。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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