2023年10月1日から【宮島訪問税】が必要です。
広島県には、日本三景の宮島があります。宮島には、桟橋からフェリーで約10分程度の乗船が必要です。
この宮島を訪問する場合に、2023年10月1日から宮島訪問税が必要となります。
今回は、
・宮島訪問税って何?
・いくら必要?支払い方法は?
・皆が払わないといけないのか?
こういった疑問にお答えします。
宮島訪問税が導入された経緯と使い道
宮島は、島全体が瀬戸内海国立公園に指定されておりまして、1996年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。
こういった宮島の貴重な自然や文化を未来につなぐために、この宮島訪問税が創設されたのです。
宮島訪問税は、環境保全や観光施設の維持を目的にしておりまして、
例えば、
①文化財や歴史的建造物の保存、管理費用
②観光案内や公衆トイレの整備費用
③電柱や電線を地中化する費用等
といった費用にあてる計画となっております。
宮島訪問税の税率(税額)と支払い方法
宮島訪問税の税率(税額)は、
1回の訪問につき、1人100円
となっております。
1年分1人500円の税率を選ぶこともできまして、9月から受付中となっております。
※1年分は事前に廿日市市役所、宮島支所、大野支所の窓口で手続きができまして、廿日市市公式LINEからも手続きができます。手続きが終わると、証明書が交付されます。
宮島訪問税の支払い方法は、宮島へ渡るフェリーに乗船する際に乗船料と一緒に船舶会社へ支払うことになっております。
例えば、
①発売機や窓口でのお支払い
②自動改札機(交通系ICカード)でお支払い
③事前に旅行会社の引換券や交通事業者の企画券を購入した場合のお支払い方法等
となっております。
ちなみに、この宮島訪問税の税収見込は、
初年度が約2億円
平年度が約3億円
徴収費用見込額は、
導入前が約4.7億円
初年度が約0.5億円
平年度が約0.3億円
の試算の様です。
宮島訪問税の対象外、免除される人
宮島訪問税は、宮島を訪問する場合に、1人100円を納税する必要がありますが、対象外や免除される人がいます。
それは、
①宮島町の区域の住民
②宮島町の区域内にある事務所や事業所に通勤する人(月48時間以上の雇用がある)
③宮島町の区域内にある学校に通学する人等
課税が免除される人は、
①未就学児
②修学旅行生やその引率者及び付添人
③身体障害者等
となっております。
私も観光や花火大会等で、宮島を訪問しましたが、宮島訪問税100円は必要だと考えています。皆さんも旅行や観光等で宮島を訪問される際には、この宮島訪問税へのご理解とご協力を何卒宜しくお願い致します。
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23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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