賃貸の【暗黙の了解】は、トラブルの元【具体例あり】
賃貸の不動産会社の営業マンから、
暗黙の了解で
と言われたことはありませんか?
私が会社員として、不動産会社で働いていた頃に、時々耳にしていましたが、近年はあまり耳にしなくなりました。
ただ、これから賃貸を探される予定の方は、暗黙の了解でと言われた場合には、注意が必要で内容によっては、その契約を見送った方が安全な場合もあります。
今回は、賃貸の【暗黙の了解】は、トラブルの元【具体例あり】について、お話ししたいと思います。
①駐輪場のトラブル事例
賃貸物件も地域によっては、駐輪場の使用は有料で使用に制限がある場合もあります。
例えば、駐輪場は駐輪シールを貼り付けた自転車のみ駐輪可能で、バイクは使用不可となっている場合があります。
過去に、こういった駐輪場であるにもかかわらず、売上を作るために営業マンが、
バイクは、暗黙の了解でお願いします。
と説明した為に、トラブルに発展したケースがあります。
このケースでは、客観的に見ると、
暗黙の了解=内緒で
とも受け取れます。言った言わないは、証拠もなく、水掛け論になることが多いですし、ともすれば他の入居者ともトラブルに発展する可能性もありますので、注意が必要です。
②ペット相談可能な賃貸物件のトラブル事例
賃貸物件は、基本的にペットの一時預かりや飼育は禁止されています。
家主さんが許可している、相談に応じてもらえる賃貸物件を探すのが、正解です。
ところが、ペットの飼育を許可していない賃貸物件にもかかわらず、紹介する営業マンがいました。皆さんお察しの通り、
ペットは、暗黙の了解でお願いします。
入居者が誰一人としてペットを飼育していない賃貸物件に入居することを想像すると、恐怖でしかありません…
③まとめ
私が会社員の頃に知ったトラブル事例の1部ですが、当時はこの暗黙の了解をよく口にする営業マンは正直、胡散臭いなと思っておりました。
こういった経験から、出来ないものは出来ないとはっきり言う営業マンの方が、不動産取引においては、安心・安全だと私は考えています。
こういったトラブルを回避するには、
契約書類に明記してもらう
ことが必要で、出来ないのであれば、その契約は見送りましょう。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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