賃貸の不動産会社の人手不足解決事例3選【アナログでも即効性アリ】
不動産業界は常に人手不足だと言われています。
ハローワークや求人広告を利用しても、思う様に人材の確保が出来ない不動産会社が多いのが現実です。
近年では、人手不足の解決策として、IT化やDX化とどれも費用と時間がかかりそうなものばかりがクローズアップされており、当社の様な中小零細企業では、初期導入費用や毎月のランニング費用を考えると、中々導入に踏み切れないというのが正直なところです。
私共と同じ様に思っている不動産会社もあるのではないか?と思い、調べてみたところ、無料や数千円程度の僅かな費用で人手不足を解決できるものがありました。
今回は、賃貸の不動産会社の人手不足解決事例3選【アナログでも即効性アリ】について、お話ししたいと思います。
①完全予約制にする
限られた従業員数の会社で、今すぐ費用を掛けずに出来る対策が、
完全予約制
ではないでしょうか。
不動産業界、特に賃貸の不動産会社では繁忙期は、お昼休憩が取れないことも多いので、これは従業員にとっても良い対策だと思います。
②タクシー内見
繁忙期の来店者が多い日曜日の午後は、人手不足でお客様のご案内が出来ないことから、
タクシーを利用した内見
を実施することにより、成果を上げている事例がありました。
その不動産会社は、
成約率が2%以上向上
していました。
ここで気になるタクシー料金ですが、1回あたり平均で3,000円程度掛かるそうで、その不動産会社が負担されていました。
タクシーを利用することにより、従業員は待って頂いているお客様の対応や契約手続きを進めることが出来るので、こちらも良い対策だと思います。
③やらない業務を決める
繁忙期、特に3月はお部屋探しをされるお客様が多いのですが、お部屋を退去されるお客様が多い時期でもあります。
お部屋を退去されるお客様は、土日でお引越しをされる場合が多く、
退去の立会いが追いつかない
こともあります。
コロナ禍に退去の立会いを実施しなかった不動産会社やお客様が多く、その延長で現在も退去の立会いを実施しないケースが続いている様です。この様に、
やらない業務を決める
ことで人手不足を解決出来るのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。どれも効果が期待出来そうですね。他の事例についても別の機会にお話ししたいと思います。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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