賃貸の入居申込金は不動産会社に【預ける】金銭って本当ですか?
気に入った賃貸物件が見つかると、その物件を押さえるために、入居の申込手続きをすることになります。
その際に、入居申込金や申込金などの名目で不動産会社から金銭の支払いを求められることがあります。
この入居申込金の制度は、不動産会社によってはトラブルに発展する場合もありますので、注意が必要です。
今回は、賃貸の入居申込金の扱いについて、お話ししたいと思います。
入居申込金の金額の目安
入居申込金は、不動産会社によって違いがありますが、
家賃の1ヶ月分
を目安に不動産会社に一時的に【預ける】金銭となっております。この時点で家賃の1ヶ月分を超えるような多額の入居申込金を要求してくる不動産会社であれば、その契約は見送った方が無難です。
余談ですが、入居申込金を多く不動産会社に預けたからと言って、入居審査が通りやすくなるようなことはありません。
入居申込金を預ける場合の注意事項
入居申込金を預ける場合の注意事項として、領収証ではなく、
預り証(あずかりしょう)
を発行してもらいましょう。
その際に、
①日付
②社印の押印
だけではなく、契約不成立の際には、
③全額返還される
旨を預り証に記載してもらいましょう。
この①②③を確認された上で、預り証を受取りましょう。
アローズ不動産の場合
アローズ不動産では、お客様から入居申込金をお預かりする際に、預り証を発行しています。契約成立時には、入居申込金を初期費用に充当させて頂いております。
例として、家賃が40,000円、初期費用が200,000円の場合は、
①入居申込金40,000円
②残金160,000円
・初期費用200,000円-入居申込金40,000円
となっております。
また、契約不成立の際には、
入居申込金を全額返還(無利息)
させて頂いております。
不動産会社によっては、入居申込金ではなく、
①手付金
②予約金
③内金など
といった名目の場合があります。たとえ名目や名称が違ったとしても、意味合いは同じで全額返還される金銭になります。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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