アローズ不動産株式会社
2023年12月08日
ブログ
【賃貸】条件が厳しいと容易に物件が見つかるって本当ですか?
私が20代の頃、当時勤務していた不動産会社での出来事です。
ある日、1本の電話が入り、用件はお客様をご紹介したいとの事だったのですが、なんと紹介者は不動産会社だったのです。
常識的に考えて、あり得ないこと
当時は、不動産会社がお客様をご紹介するようなことは常識的に考えて、あり得ないことでしたので、驚いたことを覚えています。
また、不動産会社が要するに、匙を投げたお客様ということになりますので、社内では対応したくない雰囲気が漂っていました。
この不動産会社から話を聴いてみたところ、端的に言いますと、その不動産会社では、そのお客様のお部屋を見つけられなかったので、対応して欲しいとの事でした。
時期が繁忙期の3月だったこともあり、手を挙げる営業マンはいませんでした。こういった場合のお客様は十中八九、時間が掛かると思われているからです。
たらい回しになるのは気の毒に思いまして…
私は、他社が匙を投げたお客様はどんな方で、そんなに厳しい条件なんだろうかと興味関心を持ったのと、断ればその方は、たらい回しになるので気の毒に思い、お受けしました。もちろん、多少の勝算はありましたが。
また、
条件が厳しい = 困難
とは考えず、
条件が厳しい = 容易
と考えました。
条件が厳しいと、該当する物件数は限られるからです。
挑戦出来たことは幸運
このお客様は、お急ぎだったこともあり、すぐにお会いすることになりました。
予想通り、該当する物件数は僅かでした。すぐに内見して頂いたのですが、物件から職場まで実際に自転車で走ってみたいとのことでしたので、ご連絡をお待ちすることになりました。
結果は、見事にその物件でご契約頂きました。と同時に、この仕事にやりがいを感じた瞬間でもありました。
その後、幾つもの困難な要望に巡り会いましたが、その度に挑戦出来たことは幸運だったと思っています。
この記事を書いた人
夏目 直樹
関連した記事を読む
- 2024/11/07
- 2024/11/06
- 2024/11/05
- 2024/11/04
当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
当ブログ記事が皆様のお役に立てましたら、望外の喜びです。