敷金や礼金が無い物件のメリット・デメリット【実例アリ】
賃貸物件を借りる際には、ある程度まとまった初期費用が必要になります。敷金や礼金、前家賃や保険料等、一般的には家賃の5~6ヶ月分が目安となっております。
この数年は、新型コロナや物価高等の影響を受けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当社でも、現在の住まいよりも家賃が安い物件に住み替えたいというお客様が一定数ありました。そういった状況では、敷金や礼金が無い物件を選ばれると初期費用が抑えられるので、助かりますよね。
ただ、この敷金や礼金が無い物件はメリットだけではなく、デメリットもありますので、私の経験談も踏まえ、お話ししたいと思います。
①敷金や礼金が無い物件のメリット
敷金や礼金が無い物件の最大のメリットは、
初期費用を大幅に抑えられる
ことです。
急な引越しや家賃が安い物件に住み替えたい、金銭的なゆとりがない等の場合には、有効な選択肢ではないでしょうか。
ただ、ネットで検索すると、
①やめたほうがいい
②やばい
③トラブル
といったマイナスなものもありましたが、事前にデメリットを把握していなかったことが原因ではないかと思います。
よって、これからお部屋探しをされる方には事前にデメリットを知っておいて頂くとネットで検索したようなことは回避出来る可能性が高いのではないかと思います。
②敷金や礼金が無い物件のデメリット
敷金や礼金が無い物件のデメリットは、
①物件の選択肢が限られる
②違約金が発生した際の費用負担
③退去時の費用負担等
が挙げられます。
①は、スーモで調べてみたところ、広島市佐伯区の単身者向けの賃貸物件数は、
ワンルーム、1K、1DKが1,454件
敷金・礼金なしが332件
でしたので、敷金・礼金なしの割合は、約22.8%ということになります(2023年12月9日現在)
②は、賃貸契約は基本的には2年契約が多いのですが、中途解約の場合は違約金が発生します(違約金についてはこちらをご覧ください)
入居時に敷金を預けていないので、違約金が発生した場合は費用負担があります。
③は、皆さんのお部屋の使用状況にもよりますが、ペット飼育や喫煙等の有無によって退去時の費用負担が変わります。
ただ、退去時の費用を入居者の方に全額負担してもらおうという家主さんは年々減ってきております。
③入居してから備えても大丈夫
とはいえ、次の住み替えまでには、ある程度の金銭的な蓄えをしておくに越したことはありません。
敷金や礼金が無い物件のデメリットには、
入居してから備えて行けば大丈夫
ではないかと私は考えております。
最後になりましたが、アローズ不動産では、このような敷金や礼金が無い物件を多数取り揃えておりますので、宜しければご利用ください。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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