実際にあった投資物件購入の失敗事例から学ぶ【これから不動産投資を始めたい方へ】
不動産投資には、
①空室
②家賃滞納
③老朽化
等といった様々なリスクが存在します。
今回は、①空室のリスクについて、実際にあった投資物件購入の失敗事例をお話ししたいと思います。
月を追うごとに空室が増加
家主Aさんは、初めて投資物件を購入しました。利回りが高く、満室だったこともあり、管理は不動産会社に委託せず、自主管理することにしました。
購入して半年が経過した頃から、退去する入居者が増え始め、気付けば全体の約30%が空室になっていました。
いくら利回りが高いとはいえ、空室が増えてくると、賃貸経営は成り立たなくなってしまいます。
その後、入居者の募集に注力しましたが、元々需要が低い地域だったこともあり、中々入居者は見つかりませんでした。
初めて入居者の契約内容に目を通してみたところ…
家主Aさんは、利回りが高く、満室だったこともあり、入居者の契約内容については、特に気にしなかったそうです。
空室が増えてきて初めて、入居者の契約内容に目を通しました。そこであることに気が付いたのです。それは、
入居者の約40%が同じ会社の名義
になっていたいのです。
その会社は、売主のものでした。残りの契約中のお部屋もいずれ退去することは明白であったことから、この家主Aさんは、空室対策として、
家賃を下げる
ことにしたのです。当然、利回りに影響が出ますが、背に腹は代えられません。
購入する前に入居者の契約内容を確認する
その後、なんとか入居者が見つかり、5年を経過したタイミングで、手放されました。
この家主Aさんは、毎年のように投資物件を購入し続けており、それらの投資物件は当社に管理を委託されていました。
家主Aさんは、投資物件を当社に任せることで、本業である事業に専念し、不動産投資に成功されました。
これから不動産投資を検討されている方は、
入居者の契約内容を確認する
ことをおすすめします。その際には、
賃貸保証会社の有無
も確認しておくと、家賃滞納リスクにも備えることが出来ますので、宜しければ参考になさってください。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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