賃貸物件は、築年数によって狙い目があるって本当ですか?
賃貸物件を選ぶ際の条件や希望として、築年数を挙げる方は一定数いらっしゃるのですが、これは不動産会社の立場から見ても、正解の1つだと言えます。
実は賃貸物件は、築年数によって狙い目がありまして、築年数毎にお話ししたいと思います。
①設備を重視:新築や築年数が浅い物件
設備が充実している物件を探している場合には、築10年未満が1つの基準になります。
例えば、オートロックや宅配ボックス、追い焚き機能付きのお風呂、温水洗浄便座等といった人気の設備が築10年未満の物件には付いていることが多いのです。
最近では、2階建てや3階建てのアパートタイプの物件にもオートロックが付いていることが多いのですが、設備が充実していることにより、家賃が高い傾向にあります。
②耐震基準を重視:築年数が20年未満
耐震等級をご存知でしょうか?
地震に対する建物の強度を示しておりまして、建物の耐震レベルによって3段階に分かれています。
2000年6月1日以降に建築確認申請が行われた建物は、耐震等級1以上が担保されています。これは、2000年基準と言われています。
これより以前に、具体的には1981年6月1日以降に建築確認申請が行われた建物も理論上では耐震等級1以上が担保されているのですが、運用が厳格化されていなかったこと、検査済証がない建物も存在する等のことから、耐震等級1の強度が担保されていない可能性があると言われています。
よって、耐震基準を重視される方は、築年数が20年未満の物件を選ばれることをおすすめします。
③家賃を重視:築年数が30年以上
築年数が経過している物件は、家賃が安い傾向にあります。また、物件の選択肢も多く、家賃を重視される方にはおすすめです。
特に、築年数が30年以上経過していると、家主さんがリフォームやリノベーションをしている物件も多く、室内が新築並の物件もあります。
アローズ不動産では、築年数に応じたお部屋探しもご提案しておりますので、宜しければご利用ください。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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