アローズ不動産株式会社
2024年07月07日
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【広島市】家主さんが家賃や共益費・管理費を安くできない理由【3選】
家主さんが毎月受け取る家賃や共益費・管理費は、全てが自由に使えるわけではありません。
多くの場合、
①金融機関に返済
②税金
③維持管理費
等として支払いが必要となります。
今回は、家主さんが家賃や共益費・管理費を安くできない理由【3選】について、お話ししたいと思います。
①金融機関に返済があるから
家主さんが、アパートやマンションを建てる際には、金融機関で融資を受けている場合が多く、毎月受け取る家賃や共益費・管理費から元金と発生する利息を返済しています。
返済期間は、30年から40年以上になることもあり、家賃や共益費・管理費を安くすると、金融機関への返済に影響が出る可能性があります。
一方で、金融機関への返済が無かったり、完済している家主さんは、家賃や共益費・管理費を安くして募集している場合もあります。
②税金を納める必要があるから
アパートやマンションといった不動産を所有していると、税金を納める必要があります。
所有している期間は、納税する義務があることから、家賃や共益費・管理費を安くできないという理由もあります。
③物件の維持管理費が必然だから
家主さんは、家賃や共益費・管理費から物件の維持管理費を賄っています。
共益費や管理費については、こちら↓
例えば、入居中に
1)エアコンが効かない
2)トイレが水漏れしている
3)給湯器の調子が悪い
等といった不具合が発生した場合の修理代や交換費用は、基本的には家主さんの負担になります。
また、大規模な維持管理費が必要になる建物の外壁塗装工事代も家主さんが負担することになります。
以上のことから、家主さんが家賃や共益費・管理費を安くできない場合もあるのです。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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