【広島市】賃貸アパートやマンションの共益費や管理費の使い道について
賃貸アパートやマンションを探していると、家賃とは別に【共益費】や【管理費】が必要になる物件があります。
私もお客様から、これらの費用は何に使われているのか、質問を受けることが時々ありました。
今回は、賃貸アパートやマンションの共益費や管理費の使い道について、お話ししたいと思います。
①共用部の維持管理費
仮に、3階のお部屋を契約している場合、お部屋を出入りするには、
1)建物の玄関
2)階段
3)廊下
を通ることになります。
これらは、共用部と呼ばれており、この共用部の維持管理に必要な費用に共益費や管理費が使われています。
具体的には、
1)電気代や電球交換代
2)水道代
3)定期清掃代
等が挙げられます。
他にも、エレベーター付の場合は、エレベーターの保守点検費用に使われていたりもします。
②入居者の利便性向上のため
どの賃貸アパートやマンションも①共用部の維持管理に共益費や管理費が使われていますが、物件によっては、入居者の方が直接恩恵を受けられる場合があります。
例えば、
1)水道代が含まれている
2)毎日ゴミ出しができる
3)インターネットが無料
等が挙げられます。
これらの共益費や管理費の金額相場は、家賃の5%~10%程度と言われていますが、こういった費用が含まれているのであれば、入居者の方にとってはメリットではないでしょうか。
③余談ですが…
この共益費や管理費は、家賃に含まれている場合もあります。
表記としては、
1)共益費込み
2)共益費0円
3)家賃に含む
等があります。
この共益費や管理費が家賃とは別に必要な物件は、契約時の初期費用が少し安くなるというメリットがあります。
例えば、
1)家賃が55,000円、共益費込み
2)家賃が50,000円、共益費が5,000円
の場合には、2)の契約条件の方が契約時の初期費用は安くなります。
契約時の初期費用は、家賃を元に計算されるからです。
仮に、敷金が2ヶ月の場合には、
1)家賃が55,000円では、敷金は110,000円
2)家賃が50,000円では、敷金は100,000円
となります。
2つ以上の物件で迷われた場合には、こういった費用面で比較検討されてみるのも良いのではないでしょうか。
関連した記事を読む
- 2024/12/10
- 2024/12/09
- 2024/12/08
- 2024/12/07
当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
当ブログ記事が皆様のお役に立てましたら、望外の喜びです。