アローズ不動産株式会社
2023年04月02日
ブログ
同業他社を偵察する不動産会社があるって本当ですか?
私が20代の頃、当時勤務していた不動産会社での出来事です。
お客様のふりをして…
平日のとある日に、男性が1人で来店され、賃貸物件を探しているとのことで、私が対応させて頂くことになりました。
その男性の話をまとめると、
①百貨店に勤務している
②徒歩か自転車で通勤したい
③現在は、友人の家に居候している
私は、翌日にこの男性が何者なのか知ることになるのでした。
せめてうまく騙されたかった…
その男性の正体はお客様ではなく、同業他社の偵察でした。当時勤務していた不動産会社の近所にある同業他社の従業員だったのです。
なぜ分かったのかと言うと、翌朝看板を並べたり、開店準備をしていると、近所にある同業他社に出入りをしている見覚えのある男性がいるではありませんか。昨日、私が対応した男性でした。この男性も私に気が付いている様子でした。
こんな目と鼻の先にあるライバル会社を選ぶとはと思いましたが、会社なり、上司の指示だったのでしょう。せめて少し離れたところを選べば、こんなすぐに発覚はしなかったでしょうに…
せめて私の対応が参考になっていれば良いのですが…
この男性は、何度か別の場所でも見かけましたが、目を合わせてはくれませんでした。この後も、この同業他社は別の従業員を使い、偵察に来ていました。先程の男性と同じ設定でしたので、すぐに分かりました。
他の業界でもあることなのかも知れませんが、あまり気分の良いことではありませんでした。この男性も本心ではやりたくなかったのかも知れませんが…
この記事を書いた人
夏目 直樹
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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