おとり物件の【簡単な】見分け方と【3つの対処法】について
不動産会社のホームページ等で気になる賃貸物件がいくつかあったので、問い合わせをしてみたところ、募集中とのことだったので、後日不動産会社を訪問することにした。
訪問すると、問い合わせをした賃貸物件は、全て成約済で、条件や希望に沿わない物件ばかり紹介された。
こういった話を聴いたことがありませんか?
これは、おとり物件といって
実際には取引が出来ない物件
でして、いわゆる客寄せ物件です。
不動産会社の中には、未だにこういった営業手法を使っているところもある様なので、注意が必要です。
この記事を書いている私は、不動産業界で約25年(2023年現在)の経験があります。
今回は、おとり物件の【簡単な】見分け方と【3つの対処法】について、お話ししたいと思います。
おとり物件の【簡単な】見分け方
このおとり物件は、少なくとも私が会社員として働いていた1990年代後半には、不動産会社の営業手法として、既に存在していました。
お客様の立場で、おとり物件かどうか?を見極めるのは非常に困難だと思います。
ただ、いくつか可能性を探ることは可能です。また、そういった不動産会社には共通点があります。
例えば、
①問い合わせをすると、全物件が募集中
②現地での待ち合わせをしてくれない
③物件の更新頻度が遅く、詳細情報が希薄など
が挙げられます。
①は、自社の管理物件であれば即答できる不動産会社もあると思いますが、ハウスメーカーや他社の管理物件であれば、通常は管理会社に空室確認をしてから、お客様に回答するので、電話が折り返しになったり、メールの場合でもタイムラグがあるはずです。
②は、空室が無いので当然、現地での待ち合わせは出来ません。
③は、詳細情報が少なく、詳細はお問い合わせくださいというケースが多い不動産会社は、注意が必要です。
おとり物件の【3つの対処法】
気になる賃貸物件があったら、とりあえず不動産会社を訪問してみようという方もいらっしゃるかも知れませんが、訪問する前に少しだけその不動産会社のことを調べてみませんか?
周りに、その不動産会社を利用された方がいらっしゃれば、話を聴いてみるのも良いのではないでしょうか?
周りに、いらっしゃらない場合には、
①グーグルのクチコミ
で利用された方の感想などを参考にしてみるのも良いのではないでしょうか?
他にも、
②訪問する前に担当者と電話で話してみる
③訪問する直前にホームページで確認する等
が挙げられます。
不動産会社を訪問するにあたり、無駄な時間や交通費は使いたくないですよね?
まとめ
私がお客様から直接聴いたことがある話ですが、決めるまで帰らせてくれない不動産会社もある様です。
そういった場合には、
まずはその不動産会社から出ましょう。
聴いていた話とは違っていた、どうも信用出来ない等、納得がいかないのであれば、その契約は見送ることをおすすめします。
不動産会社の営業マンに、会社から売上ノルマが課されている様であれば、相当売上を上げている営業マンが担当しない限りは、お客様の理想のお部屋探しを叶えることは困難です。
不動産会社の営業マンが、お客様と同じ予算で営業マン自身が住みたいお部屋を提案してくる位がちょうど良いと私は考えています。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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