不動産会社が他の不動産会社を利用する理由

不動産会社に来店されるお客様は、

①賃貸物件を借りたい

②賃貸物件を貸したい

③不動産を購入したい

④不動産を売却したい

等といった理由で個人の方が多いのですが、中には不動産会社の方もいらっしゃるのです。

不動産会社なら自分の会社でと思われるかも知れませんが、不動産会社が他の不動産会社を利用する理由があるのです。

賃貸の場合は、管理物件の空室を他の不動産会社に仲介（入居者募集）を依頼することがあります。当社も他の不動産会社に依頼したり、されたりといった関係を築いています。

これはよくある話なので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

他にも、不動産会社自体が賃貸物件を所有しており、不動産会社自体が家主さんという場合があります。

不動産を購入あるいは売却したい方は、個人の方が多いのですが、こちらも賃貸と同様に不動産会社自体が、

①不動産を購入したい

②所有している不動産を売却したい

という場合があります。

不動産会社が他の不動産会社から広く不動産情報を集めるために、

①他の不動産会社を訪問

②電話、FAX、メール、DM

等といった方法で営業活動をしている場合があります。つまり、不動産会社にとってお客様とは個人の方だけでなく、同業社である不動産会社もお客様なのです。

当社の場合ですと、

①個人のお客様の不動産を不動産会社が購入

②不動産会社の不動産を個人のお客様が購入

③不動産会社の不動産を不動産会社が購入

等に際して、仲介した事例があります。

不動産会社同士は、一見仲が悪いように思われるかも知れませんが、実は仲が良い場合もあるのです。

今後、生き残れる不動産会社は、仲が良い不動産会社が多い会社なのかも知れませんね。