不動産会社の約8割が賃貸仲介業で開業しているって本当ですか?
不動産業を開業する前に、個人経営か法人経営か経営形態を選ぶ必要があります。
また、業務形態も
①賃貸仲介業
②売買仲介業
③賃貸管理業
④不動産コンサルティング業
⑤不動産デベロッパー
等の中から選ぶ必要があります。
不動産会社は賃貸仲介業で開業する場合が多いと言われていますが、実際のところはどうなのか、調べてみました。
不動産会社の約8割が賃貸仲介業で開業
結論としては、
不動産会社の約8割が賃貸仲介業で開業
しています。
アローズ不動産も、この賃貸仲介業で開業しています。開業してから、③賃貸管理業と②売買仲介業も始めました。
ちなみに、経営形態も約8割の経営者が法人経営の形態で不動産会社を経営しています。
賃貸仲介業で開業する3つの理由
賃貸仲介業で開業する3つの理由として、
①お客様の数が多い
②繁忙期がある
③短期間で収益を得やすい
等が挙げられます。
①は、賃貸物件を探しているお客様と売買物件を探しているお客様の数を比較すると、圧倒的に賃貸物件を探しているお客様の数が多いのです。
賃貸物件は、進学や就職、結婚等で2~3回は引越ししている方もいらっしゃるのですが、売買物件は一生に1回買うかどうかという方がほとんどだからです。
②は、地域にもよりますが、全国的に進学や就職等で、毎年3月は引越しシーズンで不動産会社は繁忙期になるのです。
広島市佐伯区五日市の地域は、毎年11月から3月下旬までが繁忙期になります。
③は、売買仲介は検討から契約まで1ヶ月から3ヶ月、中には6ヶ月以上の期間を要する場合もあります。
賃貸仲介は検討から契約まで1週間から1ヶ月のお客様が多く、3ヶ月以内にはほとんどのお客様が契約をしています。
未経験で不動産業を開業?
不動産業の独立開業は増加傾向にありますが、一方で毎年一定数の事業者が廃業しています。そんな中、
①未経験で不動産業で独立するなら
②未経験からでもできる不動産業を開業
③未経験でも大丈夫、不動産業開業
等といった広告や記事を見かけるようになりました。
主に、フランチャイズや賃貸管理システム等のものでした。既存の不動産事業者だけではなく、開業前の方や未経験の方も対象にしているようでした。
これについて、私個人の見解になりますが、未経験で不動産業を開業されるのであれば、
①不動産業の経験者を採用する
②不動産業の経験者から教わる
等を経てからでも遅くはないと思います。成功事例よりも失敗事例を参考にされることをおすすめします。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
当ブログ記事が皆様のお役に立てましたら、望外の喜びです。