商品で売らずに商品を売る営業担当者の営業手法とは?
マンションや一戸建てといったマイホームの購入は、人生で最も大きな買い物の1つだと言われています。
私の自宅は賃貸なので、近隣で販売中や販売予定のマンションや一戸建てのチラシが時々ポストに入っています。
今週ポストに入っていた新築の一戸建ては、価格が3,680万円~で、借入期間が50年の場合の支払い例が記載されていました。
もし、皆さんがこの新築の一戸建てを販売する不動産会社の営業担当者だとしたら、どのような方法でお客様に購入して頂きますか?
今回は、私が聴いたことがある話の中で、商品で売らずに商品を売る営業担当者の営業手法について、お話ししたいと思います。
①押したり、購入して頂くまで粘ったり…
チラシを見て、電話やメールでお問い合わせをされる方や直接不動産会社を訪問されるという方もいます。
購入の見込みがあるお客様に対して、新築の一戸建ての良いところを伝えたり、近隣の環境をアピールする等、営業担当者によって営業手法は様々です。
その後は押したり、購入して頂くまで粘ったり…
これは、不動産の販売に限った話ではなく、賃貸の営業担当者にもよくある話なのです。
②実現可能で具体的な提案をする
新築の一戸建てという商品を売ることに尽力する営業担当者が多い中で、商品で売らずに商品を売る営業担当者(Aとします)の営業手法は、見事でした。
仮に、新築の一戸建てが広島市佐伯区五日市駅前で販売されている場合、営業担当者Aは、その地域のアルバイト・パートの求人情報を収集するのです。
そして、ご夫婦のうち、奥さんに週に3~4日のパートで新築の一戸建てが購入出来ますという実現可能で具体的な提案をするのです。
このようにして、営業担当者Aは販売実績を伸ばしていったそうです。
これは、不動産に限らず、他の業種でも応用出来そうですね。
③お客様の立場で考える
お客様から求められる営業担当者の姿は様々だとは思いますが、今回のように、実現出来る方法を一緒に考えてくれる営業担当者は希少な存在かも知れません。
ちなみに余談ですが、スティーブ・ジョブズは次のような名言を残しています。
「顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。」
お客様の立場で考えるとは、こういうことだと思うのですが、皆さんいかがでしょうか?
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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