アローズ不動産株式会社
2023年02月07日
ブログ
スカウトは社交辞令?
開業して、7~8年目の出来事です。当時は、賃貸部門と管理部門を別け始めた頃でした。
社長、ご相談がありましては、十中八九退職の話
社員A 「社長、ご相談がありまして」
私 「話を聴こうか」
休憩室で社員Aの話を聴きました。大体この場合は経験上、十中八九退職の話なのですが、今回はその一歩手前の話でした。
社員がスカウト?される
社員A 「実は今、スカウトの話があって」
私 「そうか、どういった条件で?」
社員A 「具体的にはまだこれからでして」
私 「Aさんは、どうしたいの?」
この様なやり取りだったと記憶しております。
実は休憩室に入る前に、私は社員Aが話すであろう内容を知っていました。それは他の社員から、事前に話を聴いていたからです。
今回の相談は要するに、社員Aは給料を上げてくれという要望だったのですが、私は応じませんでした。社員Aには例えば、資格を取得するなり、業績を上げるなりした場合は、それに相応しい対価を支払う用意があると回答しました。
お互いに気持ちの切り替えが重要です。
管理部門の社員全員がスカウトを真に受けて転職を考えている様でしたが、具体的な労働条件を提示されていなかったこともあり、私はいわゆる社交辞令ではないか?と思ったのです。私自身も手前味噌な話ですが、スカウトを受けたことがありまして、社交辞令が多いことは身をもって知っておりました。
後日談になりますが、私の予感は的中し、スカウトは社交辞令だった様でした。何事もなかったかの様に働いている管理部門の社員達は、少し可愛らしく思いました。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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