【賃貸】営業担当者の契約数は信頼数でありたい
賃貸の不動産会社の営業担当者は、誰しもお客様からキャンセルを受けたことがあります。私自身も過去にお客様からキャンセルを受けたことがあります。
キャンセルをされる理由は、
1)他に気に入った物件が見つかったから
2)引っ越しの時期を延期したいから
3)初期費用が準備できないから
等が挙げられます。
今回は、営業担当者の契約数は信頼数でありたいについて、お話ししたいと思います。
①入居審査に通過後のキャンセル
私が会社員の頃(2000年代前半)の話になりますが、とある日曜日に、廿日市市で一人暮らしを始めたいということで来店されたお客様でしたが、来店されたその日のうちに、条件・希望に近いお部屋が見つかったことから、申し込みをされました。
入居審査も無事に通過したことから、私は契約手続きの準備を進めていました。
ところが、次の日曜日にそのお客様が再度来店され、大変申し訳ないといった神妙な面持ちで、今回申し込みをしたお部屋をキャンセルしたいという申し出があったのです。
②キャンセルの理由
キャンセルを受ける際には、家主さんや管理会社に理由を説明する必要があることから、このお客様にも理由をお伺いしました。
お客様からは、台風の影響により、実家が多大な被害を受けたからということでした。
実家が落ち着いたら、またお願いしたいということでしたが、当時こういったケースでは十中八九、疎遠になることが多かったので、私は社交辞令として、こちらこそよろしくお願いしますと述べました。
ところが、このお客様は本気だったようで、その証拠として、申し込みの際に預けている家賃1ヶ月分の申込金をその日が来るまで預かっておいて欲しいと仰るのです。
当時の勤務先の上司の許可を得て、お客様の仰る通りにしました。
③契約数は信頼数でありたい
その出来事から半年後、そのお客様が本当に来店され、開口一番に実家が落ち着いたのでと言われ、私は嬉しく思ったことを覚えています。
ただ、一人暮らしではなく、二人でということで条件や希望は一からになりましたが、一緒にお住まいになる方の話も聴かせて頂き、ご提案をさせて頂きました。
その日のうちに内見して頂き、私が提案させて頂いたお部屋を気に入って頂けましたので、申し込み手続きをし、後日無事に契約となりました。
新築だから、安くなったから等といったことではなく、私を信用信頼してご契約頂けたことは営業マン冥利に尽きます。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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