【広島市】賃貸契約の名義変更が必要な場合の入居審査や費用について
不動産会社では、賃貸契約の名義変更をしたいというご相談をいただくことがあります。
アローズ不動産でも時々ありまして、この数ヶ月では毎月のようにサポートさせていただいております。
主には、借主(契約者)や入居者の方が多いのですが、貸主(家主さん)からもご相談をいただいております。
この名義変更について、手続きはどのようにしたら良いのか?費用はどのくらい必要になるのか?気になるところではないでしょうか。
今回は、賃貸契約の名義変更が必要な場合の入居審査や費用について、お話ししたいと思います。
①名義変更が必要な場合について
賃貸契約の名義変更が必要な場合として、
1)法人から個人
2)個人から法人
3)個人から個人
等が挙げられます。
1)の主な理由は退職で、入居者の方からのご相談がほとんどです。
2)は多くの場合、会社の住宅補助が関係しておりまして、会社と入居者の双方とやり取りをすることが多いです。
3)は夫名義を妻名義にしたい、そのまた逆もしかりで、こちらも会社の住宅補助が関係していたり、中には離婚に伴いという場合もあります。
内容にもよりますが、実務的には名義変更ではなく、【新規契約】になることが多い傾向です。
②入居審査を受ける必要がある
賃貸契約の名義変更に伴い、入居審査を受ける必要があります。
この入居審査は、近年では賃貸保証会社(家賃保証会社)の審査を受けていただく場合がほとんどで、通過しないと名義変更ができないということになります。
先述の場合で、
1)法人から個人に名義変更をする場合には、退職により無職になることから、入居審査に通らない場合もありますので、注意が必要です。
2)個人から法人の場合は、基本的には賃貸保証会社は不要で、入居審査を通過することがほとんどです。
ただ、会社の規模によっては、賃貸保証会社との契約が必要になり、入居審査を受けていただくこともあります。
3)個人から個人の場合も、入居審査を受けていただくことになります。入居者が同一であったとしても、契約者の家賃支払い能力を判断する必要があるからです。
③名義変更に伴う費用について
不動産会社にもよりますが、
基本的には有料での対応
となります。
名義変更の場合には、
11,000円から家賃1ヶ月+税
が必要になります。
先述の【新規契約】の場合には、
例えば、
1)法人から個人にする場合、法人の敷金等を精算することになることから、個人は敷金や礼金等といった初期費用が必要になります。
以上の手続きについては、不動産会社や管理会社が窓口となり、約1ヶ月程度の期間がかかる場合もありますので、予定されている方は、早めに相談されることをおすすめします。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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