禁煙から断煙をするとメリットしかないって本当ですか?【経験談】
私は不動産会社の営業担当者として、2社で約8年間働いていました。
当時、不動産会社の営業担当者は喫煙者が多く、私もその中の1人でした。私は1日1箱半(30本)のタバコを吸っていましたので、いわゆるヘビースモーカーだったと思います。
営業車で、1人で移動する際の車内での喫煙をはじめ、お客様の対応が終わると休憩を取り、喫煙していました。
特に、禁煙をしようと考えることもなく、喫煙が日常になっていました。
アローズ不動産を開業してから5年を過ぎた頃に、漠然とこのまま喫煙を続けることに疑問を持つようになり、まずは禁煙してみることにしました。
①周りの人に迷惑をかけなくなる
禁煙している際に、知らないうちに周りの人に迷惑をかけていることに気が付きました。
例えば、屋外で喫煙していても風向きによっては、タバコの煙や匂い、灰などが周りの人に届いていて煙たがれていました。
そもそも、喫煙所といっても、屋外に灰皿が設置されているだけの場所が多かったので、迷惑だと思っている人は多かったと思います。
この時点で、禁煙ではなく、喫煙そのものをやめる【断煙】を考えるようになっていました。
②病気のリスクが軽減される
喫煙者は非喫煙者と比べると、病気のリスクが高いことで知られています。
当時の私は30代でしたが、私が病気になると家族をはじめ、従業員や取引先の方々など、いろんな人に迷惑をかけることになりますし、私自身も悔いが残ると思い、考えた結果、禁煙ではなく、断煙することにしました。
そのまま、禁煙の延長で断煙に取り組みましたが、いわゆる【禁煙外来】を利用しなかったため、禁断症状が顕著に現れました。
具体的には、喫煙ができないことにより、
1)冷や汗が出る
2)喉が渇く
3)喫煙したい衝動に駆られる
等があり、また手持ち無沙汰を四六時中感じていました。
これらは、約1週間程度で落ち着きましたが、とても長く感じたことを憶えています。
③金銭的にも時間的にもゆとりが生まれる
喫煙をしていると、タバコ代や缶コーヒー代が懐を痛めていることに頭では気付き理解していても、いつの間にか手を出していました。
禁煙している際に、どのくらい費用がかかっているのかを計算してみました。
まず、タバコの費用は1箱20本入りで440円、1日1箱半のタバコを吸っていましたので、
1日あたり、440円×1.5箱=660円
1年では、660円×365日=240,900円
を使っていたことになります。
現在は、1箱20本入りで600円に値上げされていますので、喫煙を続けていれば、
1日あたり、600円×1.5箱=900円
1年では、900円×365日=328,500円
これに缶コーヒー代を考慮すると、年間で約40万円近くを使っていることになります。
また、時間的にも1本3分として計算すると、
3分×30本=90分
となり、1日に1時間30分も喫煙に時間を割いている計算になりますので、もったいないと思うようになっていました。
結果として、運よく禁煙から断煙に成功しましたが、私の経験談からは、やはり【禁煙外来】を受診されることをおすすめします。
余談ですが、経営者の方が会社名義で生命保険に加入する際には、健康診断を受けることになるのですが、健康診断で問題がなかったとしても、喫煙者か非喫煙者なのかによって、保険料が変わってきます。
当然ながら、喫煙者は非喫煙者よりも保険料が高くなりますので、会社の経費節減のためにも、経営者の方は断煙されることをおすすめします。

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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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