アローズ不動産株式会社
2023年04月10日
ブログ
御用だ御用だ
私が20代の頃、当時勤務していた不動産会社での出来事です。
支店が事務所荒らしに遭う
皆さんの中にも経験されたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、いわゆる事務所荒らしに遭い、現金を盗まれたことがあります。
当時、支店に勤務していたのですが、その支店は市内電車通り沿いにあり、また1階がコンビニだったこともあり、事務所荒らしに遭うことを誰も予想だにしていませんでした。
内部の人間の犯行ではないか?
仕方がないことなのですが、私をはじめ、当時勤務していた支店の従業員、他支店の従業員にも目が向き、調べられることになりました。
私が見た限りでは、疑わしい人は見当たりませんでした。全従業員が指紋を採取することに同意していましたし、会社の金庫には現金がほとんど保管されていないことを全従業員が知っていたことに他なりません。
現金被害は、最小限に
とは言え、当時はお客様が契約時の初期費用を現金でお支払いされることが多かったため、お釣りとしての現金は各支店毎に保管されていました。
当時社長は、悔しかったでしょうし、犯人を懲らしめてやりたかったと思います。そんな社長に少しでもと思い、私は報告をしました。
私 「社長、報告がありまして」
社長 「ん?なんや?」
私 「実は万が一に備えて、紙幣は自宅に持ち帰っていたので、被害は硬貨だけです」
社長 「ほんまか⁈」
かくして、事務所荒らしの現金被害は最小限に収まり、社長の機嫌も少し直ったのでした。
現在では、契約時の初期費用を現金で持参されるお客様はほとんどいらっしゃらないので、ほとんどの不動産会社は、事務所に現金を置いていないと思います。
この記事を書いた人
夏目 直樹
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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