増やしてもダメなら減らしてみる
賃貸の不動産会社は、多くの家主さんとお付き合いがあります。
家主Nさんは、賃貸物件の仲介を10社に依頼
私が会社員の頃からのお付き合いで、家主Nさんから見ると10社の内の1社の1人、私から見ると沢山の家主さんの内の1人という関係性でした。
家主さんは心理的に、複数の不動産会社に仲介の依頼をすれば早く入居者が決まるのではないか?と考える方がまだまだ多く、家主Nさんもその1人でした。
当時の私の勤務先を含めて、賃貸物件の仲介を10社に依頼されてました。
賃貸物件の仲介を1社に一本化
私が前勤務先を退職することになり、ご挨拶にお伺いすると、空室が思いのほか増加し、入居率が70%を割ってしまい、入居率を上げたいという相談がありました。
私は、創業準備中で時間があったので、いろいろお話ししました。不動産会社から見た家主さんとの関係性を話したところ、
Nさん 「10社を20社にしても変わらん?」
私 「電話が10社分増えると思います」
Nさん 「仕事中は困るんよね」
私 「よく決めてくれる業者はどこですか?」
Nさん 「夏目さんじゃね」
後日、家主Nさんは仲介を依頼している10社から全ての鍵を回収され、私に預けたのです。家主Nさんは、腹を括った様でした。私は任されたことが嬉しかったのと同時に満室にしようという気持ちを新たにしました。
賃貸物件の管理を受託
家主Nさんの賃貸物件を改めて観察してみたところ、広島工業大学まで徒歩圏内で、しかも広島電鉄宮島線の楽々園駅まで徒歩9分という好立地でした。
近隣の賃貸物件と比較すると、少し家賃は高めでしたが、家主Nさんに相談して、敷金を2ヶ月にして募集することになりました(現在は敷金0円)
その後も、温水洗浄便座を設置したり、インターネット無料のサービスを導入したり、外壁塗装工事等も行い、現在も家賃を維持されております。
気が付けば、アローズ不動産が管理の依頼を受け、お付き合いが今も続いております。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます。
私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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