0円採用が再来しているって本当ですか?
ハローワークの求人を見たという方が、連日のように
当社に応募されている
のではなく、求人広告の営業担当者から電話やFAX、メールで連日のように連絡が入っています。
肝心の応募は、今のところは数名で、採用には至っておりません…
求人広告の営業担当者は、ハローワークの求人を見て連絡をされているようでした。
1990年代の求人情報は、紙媒体がメイン
私が20代の頃、1990年代の求人情報は、紙媒体がメインでした。求人情報誌に掲載されている求人に1件ずつ目を通して、候補となる求人のページを折っていました。
現在のようなインターネットで、条件や希望を絞り込むような方法はまだありませんでした。
当然ですが、求人を出している会社等にいきなり電話を掛けることになるのですが、必ずといって良いほど、同じ内容を2回は話さなければならなかったのです。
1回目の電話は、そこで働いている従業員の方が出られて、採用担当者の方がいらっしゃれば電話を繋いで頂き、もう一度、こちらについて話すことになるからです。
採用担当者の方が不在の際は、折り返し連絡を頂くことになるのですが、社内の伝達漏れ等で折り返しの連絡が来ないことは、日常茶飯事の時代でした。
2000年代後半から採用費用が増加
私が開業した2000年代後半の求人情報は、紙媒体がまだありましたが、徐々にインターネットにシフトしていきました。
この頃から、求人情報を掲載する費用が急激に高くなり始め、10万円未満の予算では掲載すら出来ない媒体も出てきました。
一例として、求人情報を掲載して、そこから1人採用出来た場合に、年収の20%を成功報酬として請求されるといったものでした。
仮に、年収を400万円と想定している場合は、
400万円×20%=80万円
が必要となるのです。
また、一律で100万円~150万円でスカウトしてきますといったプランもありました。
当社のような中小零細企業は、こんな高額の採用費用を掛けることは大変ですし、同様に思われている採用担当者の方は、多かったのではないかと思います。
0円採用が再来
各求人広告の営業担当者が、
費用を掛けないと良い人が採用出来ませんよ
と口を揃えたかのようなセールストークをしていたことを覚えています。
確かに費用を掛けると良い人が採用出来るのかも知れませんが、仮に80万円を採用費用にするのであれば、現在働いている従業員に還元した方が良いような気持ちもあったりします。
これから、一緒に働くことになる従業員も大切ですが、現在働いている従業員の方が優先順位は上だからです。
現在は0円採用といって、
①ハローワーク
②従業員からの紹介
③SNS
を活用した採用活動が増えているそうです。以前のような採用にお金を掛けない時代が再来するかも知れませんね。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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