【広島市】生活保護受給者を受け入れる際に押さえておきたいこと【3選】
近年、賃貸アパートやマンションの空室が増加しています。
特に、
1)JRや広電の駅から離れている
2)大学から離れている
3)駐車場が少ない
等といった単身用の物件は、入居者がなかなか見つからないようです。
空室対策として、設備投資をされている家主さんも多いようですが、それでも状況が好転しないようです。
そこで、入居者の募集をするにあたり、間口を広げてみるのはいかがでしょうか?
具体的には、
1)生活保護を受けている方
2)高齢者の方
3)外国人の方
等が挙げられます。
今回は、生活保護受給者を受け入れる際に押さえておきたいこと【3選】について、お話ししたいと思います。
①家賃は広島市から直接払いにしてもらう
まず最初に、生活保護受給者の家賃は、住宅扶助(じゅうたくふじょ)により、まかなわれています。
この住宅扶助は、世帯人数により、家賃の上限が決まっています。広島市の場合ですと、単身世帯は38,000円が上限となっています。
家賃の支払いは当月分を当月3日(土日祝日の際はその前日)となっております。
生活保護受給者を受け入れる際に、家賃の滞納があると心配だという家主さんは、この家賃の支払いを広島市から直接払いにしてもらうと安心ではないでしょうか。
広島市からの直接払いについては、家主さんまたは、家主さんから委託を受けた不動産業者等が対象になっておりますので、手続き等について、ご心配な家主さんは、アローズ不動産にご相談ください。
②賃貸住宅用の保険に加入してもらう
生活保護受給者が、設備や備品等を壊した場合はどうなるのだろうか?と不安や心配になる家主さんもいらっしゃると思います。
生活保護受給者についても、通常の賃貸契約と同様に賃貸住宅用の保険に加入してもらうと安心です。
アローズ不動産は、賃貸住宅保険の代理店でもありますので、加入に際しての手続きは、お任せください。
③賃貸保証会社との契約を条件にする
生活保護受給者は、頼れる親族がおらず、連帯保証人を立てることができない方が多い傾向があります。
とはいえ、連帯保証人がいないとなると、不安・心配になる家主さんもいらっしゃると思います。
近年では、通常の賃貸契約においても、連帯保証人を不要とし、代わりに賃貸保証会社との契約を条件にすることが増えています。
生活保護受給者を受け入れる際には、賃貸保証会社との契約を条件とし、入居審査を受けていただくことで、一定のトラブルは回避できるのではないかと考えています。
今回は以上となりますが、生活保護受給者を受け入れることは、社会貢献に繋がりますし、上記の①②③を押さえておくことで、リスクが軽減できると思います。
今後の空室対策として、生活保護受給者を受け入れることを検討されてみてはいかがでしょうか?
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
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