不動産屋と五月病(ごがつびょう)
Googleで五月病を検索すると、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称で、大学の新入生や新入社員などに見られるとありました。
アローズ不動産も数年前に、新卒の新入社員が居ましたが、入社時と比較すると明らかに様子が違っていました。
始業の2時間前に出社する社員N
新卒の新入社員である社員Nは、入社してから早く仕事が出来る様になりたいと日々、頑張っていることは私の目にも明らかでした。
ところが、入社して2ヶ月目に差し掛かった頃、顔色が悪く何やら思い詰めた様子でした。そう思っていた矢先、社員Nから相談したいことがあると申し出がありました。
終業後、社員Nの話を聴きました。毎日が辛い、疲れが取れないといった様な事を言っていました。1日の過ごし方を聴いてみると、
始業の2時間前に出社している
との事でした。私から幾つか質問してみることにしました。
SOSを出してくれてありがとう
社員Nとのやり取りは、こんな感じでした。
私 「出社してから何をしているの?」
社員N 「色々やってます」
私 「始業前でないと出来ないこと?」
社員N 「営業時間中でも出来ると思います」
私 「明日から出社時間を変えてみないか?」
話し合った結果、社員Nは始業の30分前に出社してみますということでしたので、任せることにしました。また、退職したらどうなるんだろうとずっと考えていた様なので、
続けたらどうなるか考えてみて欲しい
という事を伝え、話し合いを終えました。この数日後、社員Nから
朝の時間が楽になった
続けて勤務したい
と話がありました。これからも宜しく頼みますと私からも伝えました。
五月病は、誰しもが可能性がある
この数年後、社員Nはまずは個人から事業を始めてみたいという事で、退職しました。私は引き留めることはしませんでした。
五月病は、新入生や新入社員がなるイメージがありますが、私はそれこそ私自身も含め、誰しもが可能性があると考えています。
また、ゴールデンウィーク休暇だけではなく、夏季休暇や年末年始休暇明けも意識する様にしています。特に休み明けの初日は、意識して社員に声を掛ける様、心掛けています。
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私はフリーターとして、ガソリンスタンド、パチンコ店、引越し、チラシ・ティッシュ配り、日雇い等多数の職業を経験しました。
23歳で就職し、不動産会社2社、合計8年間の会社員生活を経て、2007年8月に31歳で開業しました。
趣味は、旅行、ポイ活、旧車やスーパーカーの鑑賞です。毎年、繁忙期前の11月と繁忙期後の4月に出雲大社を参拝しています。
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